英国Mスクエアレーザー社は、PhotonicsWest2016において、斬新かつ操作性に優れたCW単一周波数ミキシングモジュール「SolsTiS-EMM」を発表しました。 SolsTiS-EMMは同社のスタンダード品に成長した超小型、狭線幅、高安定な
CW単一周波数自動波長可変チタンサファイアレーザ SolsTiSの波長を紫外、可視、赤外域( 300~340 nm、480~670 nm、1.1~4.5 μm)に拡張する外部モジュールです。SolsTiS-EMMの登場により、特にこれでまで煩雑なメンテナンスが必要だった色素レーザに頼っていた波長域(480~670 nm)を固体レーザへ置き換えることを可能にしました。
更に、狭線幅レーザのスタンダードSolsTiS(チタンサファイアレーザ)に加え、
ECD-X(第二高調波)、ECD-X-Q(第四高調波)、SolsTiS-EMM(和周波、差周波混合)の
組合せがこれまで考えられない広帯域な可変波長域(210nm~4.5 μm)をハンズフリー、
全固体、CW単一周波数発振、高出力、高安定で提供します。
SolsTiS-EMMの主な仕様
- 自動波長可変域: 300~340 nm, 480~670 nm、1.1~4.5 μm
- 振幅ノイズ:0.5% rms
- 狭線幅:<500kHz
- 高出力:Up to 2 W(可視域のピーク波長)
- 操作性:webベースのインタフェース経由で完全自動化、ハンズフリーを実現し、急速な波長選択や周波数掃引(スキャン)にも対応しています。
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その他のCW波長可変レーザ「Firefly-IR-CW」は
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