MSEシリーズは、長期にわたって安定性が求められるインライン検査・測定用に設計された色彩輝度計です。MSEはシャッタを内蔵し、高速測定かつ低輝度測定に最適な積分時間の調整が可能なディテクタを採用しており、ディスプレイ等のインライン検査に最適な色彩輝度計です。 測定用途に応じて5種類の仕様があります。
・最速22,000回/秒の高速輝度測定
・最速7ミリ秒の高速色測定
・0.01cd/㎡からの輝度測定レンジ
・内蔵シャッタによるダーク測定
・色補正機能搭載
・CIE1931等色関数に近似した分光応答度
・コンパクトサイズ:24x63x98mm
・USBとRS232のインターフェース
・LabVIEW、Visual basic、Visual Studioなどで制御可能
▲XYZ干渉フィルタ特性
▲マルチポイントによる均一性測定例
▲ディスプレイの視角測定例
MSE シリーズには、標準仕様の「MSE バーション」と、よりダイナミックレンジが広い「MSE+バーション」の2種類があります。レンズ径、ファイバタイプなどバリエーションがあり、以下5タイプのラインナップになります。
◆ MSEバージョン(標準仕様):
◆ MSE+バージョン(ワイドダイナミックレンジ):
▲レンズ付きファイバモデル (MSE F、MSE+ F)
▲レンズモデル (MSE 10mm、MSE+ 10mm、MSE+ 20mm)
【仕様】 | |
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フォトディテクタ | XYZ干渉フィルタを用いたシリコンフォトダイオード |
分光応答 | CIE1931等色関数に近似 |
測定項目 | XYZ,Yxy、Yuv CCT、ドミナント波長、フリッカ、応答時間 |
【共通インタフェース】 | |
USB2.0 | USBTMC準拠・SCPIコマンドセット・フルスピードデバイス |
RS232 | USBと同じコマンドセット |
トリガ入出力 | 3.3V対応 |
【共通サイズ】 | |
H×W×D | 63×24×65mm(レンズ含めず) |
▲色測定画面
▲フリッカー測定画面