人間は、光が照らされた物体面からの反射光や透過光を眼を介して脳を刺激して色や物体面の特性として感じています。その一つにヘーズ(曇り度)があります。
プラスチック、ガラス、フィルム等の透明性に関する数値で、ヘーズ値を表します。拡散透過光の全光線透過光に対する割合から求められ、表面の特性(粗さ等)に依存します。
積分球内の表面積と開口径の割合に依存しない測定をするためには下記の補償開口を設けての方法があります。T1とT3の測定を事前に行ってから、サンプルを設置してT2とT4の測定を行います。