JIS:日本産業規格(Japan Industrial Standards) とは、通商産業大臣が制定している日本の国家標準の一つです。日常的に使用している工業製品には様々な部品が使われており、それらの部品には様々な性能が仕様に謳われています。
例えばスマートフォンでは、液晶画面の色や明るさの評価、搭載されているカメラの性能の評価、光学センサーの評価など、様々な項目において性能の評価が行われています。
規格として標準化する事で、下記のようなメリットがあります。
・部品すべてを一から設計する必要がない → 標準の部品は既存品を使用できる
・他社製品と比較できる → 性能を同じ物差しで比較できる
様々な分野ごとに多数の規格が制定され、時流に合うように見直しがされています。近年では、グローバル化の流れもあり、国際規格(ISO)に準拠するよう改定が繰り返されている分野の規格もあります。
製品を検査するための測定装置も使用する計測器の性能、測定方法、計算方法も含めJISで規格化されているものがあります。弊社ではハードウェア・ソフトウェアを含めた、特注の光学測定装置のシステムアップも承っております。もしご検討のJIS規格に合う光学測定装置がない場合、またご検討の測定対象の具体的な評価方法が分からない場合、ぜひ一度弊社までご相談ください。規格書を拝見し、ご相談の上、最適な測定装置をご提案いたします。
下記は、製作例の一部となります。詳細はお問い合わせください。