ラブスフェア社のレーザパワー測定システムLPMシリーズは、VCSELベースのLiDARや顔認識システムなどのさまざまなアプリケーションにおいて、レーザパワー、ピークパルスパワー、パルス形状、スペクトルなどの複数の測定が必要な際に最適です。
本システムは、紫外・可視・近赤外までをカバーした積分球と検出器、米国NISTに準拠した校正データとオプションのパワーメータを組み合わせることで、さまざまなレーザ測定に対応させることができます。
レーザ測定用に設計された積分球を使用することによりレーザのジオメトリや偏光による影響を受けずに測定を行えます。
米国NISTに準拠したパワー校正データが標準で含まれ、Si検出器は350~1100 nm、InGaAS検出器は800~1700 nmの測定波長範囲において10nmピッチの校正データが付属されます。
パワーメータは検出器からの微小な信号を高精度で読み取り、パワー(W)に変換しソフトウェア画面に表示させます。微弱なnWレベルから数十Wレベルのハイパワーレーザまで幅広いレンジに対応しています。サンプリングレートが最大200kHzに対応しているモデルも用意しており、パルスレーザ測定に最適です。
パワーメータ:2チャンネル(CW/パルス用)または1チャンネル(CW用)