世界をリードする研究所で使用されている光格子技術に基づく超精密な計時のためのコンパクトで移動可能なシステムです。
我々のストロンチウム原子を用いた光格子時計プロジェクトは、世界初の市販品で完全に統合された光周波数原子時計を作成することを目的としています。その時計はコンパクトで持ち運び可能で使い易く、SolsTiSレーザによって可能になった光格子技術に基づいています。 ストロンチウム光格子時計は、世界市場で前例のないレベルである10-17未満の周波数の不確実性を達成します。
・ターゲット周波数の不確かさ<10-17レベル
・Blue MOT原子数 > 106
・コンパクトなシングルビームのMOT(磁気光学トラップ)構成
・FPGAベースのIce Bloc DCS(Digital Control Sequencer)を使用して、完全にカスタマイズ可能な実験タイミングとシーケンス制御
・19インチ電子機器ラック(RF信号発生、レーザ安定化、およびシステム制御用)
・461 nm出力のSolsTiS-ECD-X レーザ(ダブラー)(青色冷却レーザーモジュール用)
・再ポンプレーザーモジュール(679nmおよび707nm)
・689nmの赤色冷却および攪拌レーザーモジュール(88Srと87Srを切り替えるための周波数シフト光学系を含む)
・光格子モジュール用のSolsTiSレーザ(813 nm)
・クロックレーザーモジュール(698 nm)
・光基準キャビティモジュール(クロックレーザ安定化およびその他全てのレーザへの周波数安定性転送用)
・ストロンチウム蒸気セルモジュール(461nmでの原子遷移への安定化用)
・原子チャンバーモジュール(ストロンチウム原子をトラップおよびプロービング用)
・Ice Bloc DCS(デジタル制御シーケンサー)
・Ice Bloc LB-4(レーザ安定化用の4chデジタルコントローラ):2セット
・Ice Bloc QCLD(QCLドライバーおよび温度コントローラ):6セット
・Ice Bloc DD-40(ストロンチウムディスペンサー電流供給として使用:LDドライバー)
Blue MOTシステム | |
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ATOMIC SPECIES | Neutral 88Sr or 87Sr |
ZEEMAN SLOWER ATOMIC BEAM LONGITUDINAL VELOCITIES | Final velocity of 50 m/s for initial longitudinal velocities 60 m/s to 240 m/s |
MOT BEAM CONFIGURATION | Single beam |
OUTPUT POWER AND LINEWIDTH 461 nm (BLUE MOT) | 1.5 W/sub-MHz |
OUTPUT POWER AND LINEWIDTH 679 nm (REPUMPER) | 25 mW/sub-MHz |
OUTPUT POWER AND LINEWIDTH 707 nm (REPUMPER) | 25 mW/sub-MHz |
追加システム | |
OUTPUT POWER AND LINEWIDTH 689 nm (RED MOT) | 25 mW/sub-MHz |
OUTPUT POWER AND LINEWIDTH 813 nm (LATTICE LASER) | 5 W /sub-MHz |
ATOM NUMBER IN OPTICAL LATTICE | >104 |
OUTPUT POWER AND LINEWIDTH 698 nm (CLOCK LASER) | 25 mW/sub-MHz |
CLOCK TYPE | Neutral 87Sr optical lattice clock |
TARGET FREQUENCY UNCERTAINTY | Below 10-17 |