アプリケーション

Quantum Gravimeter(量子重力計)

物質波干渉法を用いた重力検知

英国で最初の商用デバイスとなるこのタイプの量子重力計は、物質波の量子干渉を使用して、重力加速度、つまり「g」の局所値を非常に高精度で測定します。質量の異なるオブジェクトは、地球の表面で測定された「g」の値に小さな変動を引き起こします。量子重力計を使用すると、非侵襲的な方法で表層下に隠れているこれらの物体を感知するのに使用できます。

アプリケーション

・測地学と地球観測
・考古学
・測量
・鉱物探査
・地下インフラ評価
・ナビゲーション

特長

-可搬型システム
-2台のSolsTiSレーザを励起する単一のEquinox励起レーザ
-柔軟なレーザシステムは、レーザ冷却と原子干渉法の両方に必要なすべてのビームを生成
-低ノイズの位相ロックレーザーシステムにより、原子状態を正確に操作
-柔軟で直感的なソフトウェア

コア システム コンポーネント & モジュール

フォトニック・パッケージPhotonics package:

-CW 532 nm DPSS励起レーザ「Equinox 18 W」(出力2分岐モジュール付き)
-CWチタンサファイアレーザ 2台「Dual SolsTiS lasers」(レーザ冷却、原子干渉計)
-蒸気セルロック「Vapour Cell Lock」周波数標準
-レーザ調整、周波数生成、光スイッチング、データ収集トリガーを制御「Ice Bloc DCS*」 (実験制御系)
-フェーズロック「Ice Bloc Phase Lock」(レーザ周波数制御)
* DCS: Digital Control Sequencer

その他の物理パッケージPhysics package (第一世代):

-小型真空チャンバー (重量: < 20 kg)
-バックグランドに3D磁気光学トラップへの蒸気ロード
-零磁場
-原子重なり合い時間域 150ミリ秒 
-低ノイズ原子受光
-除振とMEMSによるフィードバック可能

システム制御

-直感的なソフトウェアによる完全な光学制御
-Ice Bloc DCSによるレーザ調整、周波数生成、光シャッター、データ収集、トリガー制御
-Ice Bloc PLで制御されるフェーズロック
-標準のSolsTiSおよびEquinoxインターフェースで制御されるレーザ
-TCP / IPによるリモート制御

仕様(第一世代システム)

・第二世代システムの仕様はお問い合わせください
干渉計 INTERFEROMETER
FOOTPRINT 0.7 m x 0.7 m
ATOMIC SPECIES 87Rb
ATOM NUMBER >1×107
3D MOT LOADING RATE 107atoms/second
INTERFEROMETER TIME T = 50 ms
CLOUD TEMPERATURE 15 μK
REPETITION RATE >0.5 Hz
PRECISION 1.3×10-7 g
レーザと電気系 LASER AND ELELCTRONICS
POWER CONSUMPTION <500 W
FOOTPRINT 1 m x 0.7 m
PUMP LASER Equinox-18 W
LASERS 2 sets of 「SolsTiS」 CW narrow linewidth Ti:sapphire lasers
SPECTROSCOPY LOCK Tunable Vapour Cell Lock with 1-2 GHz offset from 85Rb spectroscopy feature
PHASE LOCK Tunable 6.8 GHz phase lock, with < 11 mrad phase noise
LASER TUNING RATE (LASERS LOCKED) ~1 GHz/ms

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