オーディエンススキャン用照度計と分光器
ジャスティン・ティンバーレイクとサタデーナイトライブが『オーディエンススキャン』と呼ばれるレーザ効果を使用しエンターテインメント業界に衝撃を与えてから、この新たな技術は一躍一般的となり、観客の目へのダメージの危険性が高まっています。現在インターナショナルライトテクノロジーズは、あらゆる色のレーザの照度とピーク値を、部品や調整を変更する事なく迅速に測定できるレーザ測定装置をご提供しています。
オーディエンススキャンは様々な形や大きさの光を観客に照射し、実際にレーザ光が観客のもとまで届きますので、レーザスキャン効果は、実際に光に触れているかのような没入感があります。レーザは直接観客や演者に照射にされたり、環境内の自然や人工建造物からの反射光となるため、照射される光の向きに関わらず、人の目への過剰なレーザ光が照射されるリスクがあります。
米国ではオーディエンススキャンの安全性関する最も厳しい規制を設けており、全ての使用者が十分なトレーニングを受け、そして、全てのオーディエンススキャン用システムが安全性のテストを受ける事も義務付けられています。IEC60825規格はコリメートされたレーザ光線の人間の角膜へのMPE(最大許容照射量)を規定しています。その他のレーザを応用した医療用アプリケーションとして、癌細胞の破壊、無血再建手術、タトゥー除去、脱毛等があります。また、レーザ光源は距離測定器、金属の切断・穴あけ・溶接、立体画像(ホログラム)等にも使用されます。
オーディエンススキャンの規格適合性の測定においても、アルゴン・ヘリウムネオン・ネオジウムヤグ等の低出力レーザの連続光の測定においても、インターナショナルライトテクノロジーズはポータブルかつ使い勝手の良い、NISTトレーサブルかつISO/IEC17025/2017に準拠した光測定器をご提供します。ILT1000とILT5000は、レーザの安全性の測定を迅速かつ正確に行う事ができます。測定結果は測定器内部に保存し確認する事が可能で、PCやタブレットにデータを転送し表示する事もできます。ILT1000とILT5000は着脱可能なフィルタと光学センサを使用しており、同じフィルタ・光学センサを共用して使用する事ができます。
オーディエンススキャンのご評価をご検討の際には、是非弊社までお問い合わせください。