レーザパワー測定システムLPMSシリーズは可視から近赤外までをカバーした積分球と検出器で構成されています。
レーザ測定用に設計された積分球はレーザのジオメトリや偏光によって測定に影響しません。
検出器は波長域により、SiとInGaAS の2種類があり、Si検出器は350~1100 nm、InGaAS検出器は900~1700 nmもしくは900~1800 nmの広帯域に感度を持っています。
サンプリングレートは最大5000 Hzで、CWだけでなくパルス測定にも対応しています。
微弱なnWレベルから100 Wレベルのハイパワーレーザまで幅広いレンジに対応しています。
米国NISTに準拠したパワー校正データが標準で付属され、350~1100 nm、900~1700 nmもしくは900~1800 nmの測定波長範囲において10 nm間隔で付属されます。
オプションで指定した波長のパワー校正も行えます。
測定波長範囲やパワーにより3つの積分球のコーティングとサイズを選択することができます。
コーティングとサイズは下記の仕様表でご確認ください。 LPMSシリーズの積分球は、レーザ光を繰り返し拡散反射させ、均一な強度分布にします。その均一な光を検出できるように、最適に設計された積分球を採用しています。オプションで波長モニター用の検出器を取り付けることができます。
低出力 | 中出力 | |||||
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型番 | LPMS-020-SF-SDTP | LPMS-040-SF-SDTP | LPMS-060-SF-SDTP | LPMS-020-SL-SDTP | LPMS-040-SL-SDTP | LPMS-060-SL-SDTP |
コーティング | スペクトラフレクト | スペクトラロン | ||||
積分球内径 (インチ) |
2 | 4 | 6 | 2 | 3.3 | 5.3 |
入射ポート径 (インチ) |
0.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | 1.0 | 1.0 |
耐レーザ パワー |
1.7 J/c㎡ | 4 J/c㎡ | ||||
ディテクタ ポート数 |
0.5インチ 2個 | |||||
ディテクタ | Si | |||||
測定波長 | 350~1100nm | |||||
ピーク感度 波長 |
975nm | |||||
測定パワー | 1.8nW~1.8W | 7.0nW~7W | 1.6nW~16W | 10nW~10W | 28nW~28W | 200nW~200W |
サンプリングレート | 最小10Hz、最大5000Hz | |||||
保存間隔 | 0.0002~0.1秒 | |||||
インタフェース | USB |
低出力 | 中出力 | 高出力 | |||||||
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型番 | LPMS-020-SF-IDTP | LPMS-040-SF-IDTP | LPMS-060-SF-IDTP | LPMS-020-SL-IDTP | LPMS-040-SL-IDTP | LPMS-060-SL-IDTP | LPMS-020-IG-IDTP | LPMS-040-IG-IDTP | LPMS-060-IG-IDTP |
コーティング | スペクトラフレクト | スペクトラロン | インフラゴールド | ||||||
積分球内径 (インチ) |
2 | 4 | 6 | 2 | 3.3 | 5.3 | 2 | 4 | 6 |
入射ポート径 (インチ) |
0.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | 1.0 | 1.0 |
耐レーザパワー | 1.7 J/c㎡ | 4 J/c㎡ | 19.3 J/c㎡ | ||||||
ディテクタ ポート数 |
0.5インチ 2個 | ||||||||
ディテクタ | InGaAs | ||||||||
測定波長 | 900~1700nm | 900~1800nm | |||||||
ピーク感度波長 | 1300nm | 1600nm | |||||||
測定パワー | 10nW~10W | 50nW~50W | 100nW~100W | 40nW~40W | 109nW~109W | 280nW~280W | 73nW~73W | 290nW~290W | 659nW~659W |
サンプリングレート | 最小10Hz、最大5000Hz | ||||||||
保存間隔 | 0.0002~0.1秒 | ||||||||
インタフェース | USB |