従来のLEDには樹脂が封止剤として使われていましたが、現在では蛍光体を混合した、より耐熱性・耐久性が高いガラスに励起光を照射するLEDが開発されています。
OP-Quantum-GLは、ガラスに蛍光体を混ぜたサンプル、ガラス板に蛍光体を塗ったサンプル、有機溶媒に蛍光体を溶かしたサンプルなどに励起光を照射し、その前方散乱光(透過蛍光)や後方散乱光(反射蛍光)から、量子効率や色度、スペクトルなどを測定するシステムです。
測定波長範囲は紫外、可視だけでなく近赤外にも対応しており、高感度・高S/Nの受光器の採用によりアップコンバージョン測定など微弱な蛍光のサンプル測定にも対応が可能で、
測定用途に合わせたシステムをご提案します。
■ 積分球の採用により、前方散乱光や後方散乱光の量子効率や色度、スペクトル測定が可能
■ 幅広い測定波長範囲(350~1050nm)
■ 紫外、近赤外に測定波長範囲の拡張が可能
■ 高感度・高SN比分光器による微弱発光の測定が可能
■ NIST準拠の校正光源によるシステム感度校正がユーザーサイドで可能
■ さまざまな波長の励起用LED光源を選択可能
■ 特注サンプルホルダによる簡便なサンプル設置