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Mスクエアレーザー超小型ワンボックスフェムト秒TiSレーザ Sprite-XT

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    レーザ

Sprite-XTは既存品にはない高い安定性(ビーム位置・繰返し周波数・低ノイズ)、信頼性、自動波長可変を実現した超小型フェムト秒チタンサファイア(Ti:S)レーザです。独自のミラーマウント設計を取り入れ、励起DPSSレーザ内蔵にもかかわらず驚異の超小型化に成功し、設置面積(534 x 214mm)は既存製品の40%以下で、波長可変Ti:Sレーザとしては世界最小です。使いやすさが要求される理化学、及び産業用途(OEM)に最適なハンズフリーとアライメント・メンテナンスフリーを実現し、動作フィールドやユーザー経験の有無を問いません。これらSprite-XTの独自設計によりウォームアップ時間が短縮し、オートアライメント動作が格段に減少しました。全操作はイーサネット経由(TCP/IP)によるWebブラウザから制御します。

Sprite-XTに可変波長帯が1000nm超えるシステムがラインナップされました。
更に特長も更新されました(データ提供可能です)。

特長

・完全密閉筐体でアライメントフリー・メンテナンスフリーの超小型レーザヘッド
・高い出力安定性と高ビーム位置安定性を非常に低ノイズで実現
・繰り返し周波数の優れた安定性
・24時間、週7日の連続運転が可能

・励起レーザを内蔵したワンボックス型
・励起光アクティブ調整機能PowerMaxTMによって優れた出力安定性を確立
・アライメントフリーのInvarianTTMマウントによりコンパクトな設置面積
・標準装備の分光器で波長、線幅をモニタ
・レーザのオンオフ、波長変更など全操作を付属PCから制御
・外部装置との同期信号出力

寸法図

m2_sprite-xt_001.png

典型的なチューニングカーブ 

m2_sprite-xt_002.png

アプリケーション

  • 多光子励起(MPE)・CARS顕微鏡
  • 増幅器シード光
  • E-Oサンプリング
  • 非線形光学
  • ポンプ・プローブ実験
  • THz発生

システム構成と仕様[1]/ユーティリティ

Sprite-XT
波長可変域[2] 720~980 nm
出力[2] >0.7 W @~725nm
>1.5 W @~800nm
>0.7 W @~935nm
パルス幅[3] <150 fs
ノイズ[4] <0.1 %
出力安定性[5] <±0.25%
パルス繰返し周波数 80 MHz
偏光 水平、<500:1
空間モード TEM00(M2<1.1)
ビーム直径 1.2 ± 0.1 mm
ビーム楕円率[6] <1.1
非点収差 <10 %
ビーム位置安定性 <0.4μrad/nm
寸法(L×W×H) 534×214×174mm
動作電圧 90~264 VAC、47~63 Hz
最大動作電流 <3A @100VAC(レーザヘッド+励起レーザ+コントローラ+パソコン)
<6A @100VAC(チラー)
動作温度域 20~35℃(結露しないこと)

Notes:
[1] 通常全仕様は波長可変域でのピーク波長、周辺温度変化が<±2℃、1時間の暖機運転後、水の強吸収線上の波長周辺ではパージされる事
[2] 1000 nm を超える仕様はお問合せください
[3] オートコリレーション幅に0.65を掛けて換算
[4] 10 Hz~20 MHzのバンド幅、RMS測定
[5] 周辺温度変化が±1℃以内、1時間暖機運転後の任意2時間の出力変動測定
[6] レーザ出射口で1/e2強度のビーム系における最大値と最小値の比

※本体の仕様は予告無く変更される場合があります。御発注時に必ず確認願います。

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基礎知識
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