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オーシャンインサイトファイバマルチチャンネル分光器 Flame

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    発光測定, 反射測定, 透過・吸収度測定, 色測定, 蛍光測定, 照度測定, 全光束測定, レーザ測定, オンライン測定

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    LED・照明装置, OEM, ディスプレイ, フィールド, プラズマ, レーザ, 太陽電池, 塗装・コーティング, 農業

オーシャンオプティクス社製Flame分光器は、PCインタフェースにUSBを採用しプラグアンドプレイを実現した、小型で低価格のファイバ入力式マルチチャンネル分光器です。ユーザ側でスリット交換が可能なため、1台の分光器で測定に応じた波長分解能、スループットを選択できます。また、高い熱安定性と分光器間の個体差を減少させているため、安定性を重視するアプリケーションやOEM供給に最適です。

デモ機貸し出し受付中! ご希望の方はこちらからご連絡ください。

特長

・低価格・取り扱い簡便
・コンパクト(89×63×34:L×W×H/265g)
・高い熱安定性(0.06pixels/℃)
・ユーザ交換可能なスリット
・LEDインジケータ付
・簡易接続(ハードウェア):USBバスパワー(Micro-USB)
・簡易設置(ソフトウェア):OPwave+
各種光源ファイバプローブ、ホルダなど豊富なオプションアクセサリ
・OEM供給に最適なハードウェア&ソフトウェア環境

広帯域仕様固定モデル Flame-XR1-ES detail_button.gif

Flame-XR1-ES分光器はFlame分光器に、広範囲をカバーするグレーティングを装着することで、広帯域(200~1025nm)および高分解能(1.75nm[参考値])を実現した革新的モデルです。

・ 測定波長範囲:200-1025nm
・ スリット:25um
・ 波長分解能:1.75nm[参考値]

Flame-T 仕様

寸 法
サイズ 89.1 x 63.3 x 34.4 mm
重量 265g
ディテクタ
受光素子

3648素子リニアシリコンCCDアレイ

(Toshiba TCD1304AP)

ピクセルサイズ 8 x 200 μm
ディテクタレンジ 200 - 1100 nm
光学ベンチ
デザイン f/4、ツェルニー・ターナー型
焦点距離 入力:42 mm、出力:68 mm
グレーティング 13種類よりご選択
(下記「グレーティングリスト」参照)
入射スリット 5 / 10 / 25 / 50 / 100 / 200 μm(スリットなしも可)
ディテクタ集光レンズ L4 シリンドリカルレンズ
DETフィルタオプション

DET4-200-850

(グレーティング #1または #2 選択時)

DET4-350-1000

(グレーティング #3選択時)

その他フィルタオプション OF1 ロングパス・フィルタ
コリメート/フォーカスミラーオプション スタンダード または SAG-UPG(高反射ミラー)
UVアップグレード UV4 ディテクタUVアップグレード
光コネクタ SMA 905(FC選択可)
分光器部
測定波長範囲 13種類よりご選択
(下記「グレーティングリスト」参照)
波長分解能 0.11 nm 〜(グレーティング、スリットに依存)
S/N(typical) 300:1(full signal時)
A/D分解能 16 bit
ダークノイズ 50 RMS Count
熱安定性 0.06 pixels/℃
積算時間 3.8 msec. 〜 10 sec.
電子回路/インタフェース
消費電力 250 mA @ 5 VDC
データ転送レート

4 msec(full scan [ 3648 pixel ]

USB 2.0モード時)

PCインタフェース USB 2.0(Micro-USB)、RS-232(2-Wire)
周辺装置インタフェース SPI(3-Wire)、IIC
コネクタ 40 pin
動作ソフトウェア OPwave+(Windows 2000以降)

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光学ベンチ

下図は、Flame分光器内部の光学ベンチと入射した光の進行方向を示したものです。
機械的に安定したツェルニー・ターナー型光学ベンチは、可動部品がなく破損する心配がありません。
(仕様を決める光学ベンチ内部の調整は、全てメーカー工場における作業です。)

光学ベンチ
  1. SMA/FCコネクタ(光ファイバ取り付け位置、光入射ポート)
  2. 入射スリット
  3. ロングパスフィルタ
  4. コリメートミラー
  5. グレーティング
  6. フォーカスミラー
  7. ディテクタ集光レンズ
  8. CCDディテクタ
  9. OFLVフィルタ(2次光や3次光の抑制)

Flame-T グレーティングリスト

  1. 波長レンジ:グレーティングの反射効率30%以上領域表示(実際に測定できる帯域と異なる場合があります。)
  2. 測定バンド幅:実際に表示される波長域の幅(この測定バンド幅は測定開始波長によって変わることがあります。)
  3. 波長分解能:参考値
    • * 波長レンジ内で測定バンド幅を選択
グレーティング# 波長レンジ[nm] ① 測定バンド幅②[nm] 波長分解能 [nm]③ ブレーズ波長[nm] Lines/mm
スリット幅
5um 10um 25um 50um 100um 200um
1 200~575 650 0.94 1.02 1.34 2.07 3.74 7.48 300 600
2 250~800 650 0.94 1.02 1.34 2.07 3.74 7.48 400 600
3 350~850 650 0.94 1.02 1.34 2.07 3.74 7.48 500 600
4 530~1100 625 0.91 0.98 1.28 1.99 3.6 7.2 750 600
5 200~400 300 0.44 0.47 0.62 0.95 1.73 3.45 Holographic UV 1200
6* 500~1100 270~200 0.39 0.42 0.56 0.86 1.55 3.11 750 1200
7* 200~500 140~100 0.2 0.22 0.29 0.45 0.81 1.61 Holographic UV 2400
9* 400~800 270~200 0.39 0.42 0.56 0.86 1.55 3.11 Holographic VIS 1200
10* 200~635 190~100 0.28 0.3 0.39 0.6 1.09 2.19 Holographic UV 1800
11* 320~720 160~120 0.23 0.25 0.33 0.51 0.92 1.84 Holographic VIS 1800
12* 260~780 120~50 0.17 0.19 0.25 0.38 0.69 1.38 Holographic VIS 2400
14 650~1100 625 0.91 0.98 1.28 1.99 3.6 7.2 1000 600
31(XR) 200~450 825 1.25 1.33 1.75 2.7 4.98 9.96 250 500

OPwave-Cal 波長校正係数作成ソフトウェア

OPwave-Cal

OPwave-Calはオーシャンオプティクス社製分光器用の波長校正係数作成ソフトウェアです。分光器の波長校正を行う際の水銀やアルゴンなどの基準光のスペクトル輝線より、簡単に波長校正係数を算出できます。Flame等のスリット交換可能な分光器では、スリット交換のたびに波長校正を行う必要がありますが、その際に非常に有効なソフトウェアです。もちろん、Flame以外の同社製分光器の波長校正係数作成にもお使いいただけます。

HG-2 波長校正用水銀アルゴン光源

HG-2 波長校正用水銀アルゴン光源

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各種測定パッケージ例 ※本システムにコンピュータは含まれません。

Flame Package 標準発光測定パッケージ
分光器 + ソフトウェア + 光ファイバ2m, 1本(コア径:50/100/200/400μmより選択,コネクタ形状-片側のみSMAまたはFC)
Flame-RF 反射測定パッケージ
分光器 + ソフトウェア + ハロゲン光源 + 400 μmコア径反射プローブ
Flame-TR-L(キュベットホルダ)/-F(フィルタホルダ)透過測定パッケージ
分光器 + ソフトウェア + 光ファイバ2m, 2本 + ハロゲン光源 + キュベットホルダまたはフィルタホルダ

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