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MスクエアレーザーCW単一周波数ミキシングモジュール SolsTiS-EMM

カタログ/技術資料

SolsTiS-EMM は、斬新かつ操作性に優れた全自動の CW 単一周波数ミキシングモジュールで、波長域に応じて和周波・差周波発生方式があり、SolsTiS の波長を紫外、可視、中赤外域に拡張する外部モジュールです。
SolsTiS-EMMの登場により、特に、これまで煩雑なメンテナンスが必要だった色素レーザに頼っていた波長域(480~670 nm:クマリン、ローダミン、DCM など)で固体レーザへの置き換えを可能にしました。全制御は SolsTiS と同様、イーサネット経由の Webブラウザ上 GUI 操作パネルにより完全自動化され、ハンズフリーを実現し、周波数掃引(スキャン)にも対応しています。

SolsTiS CW単一周波数自動波長可変チタンサファイア(Ti:S)レーザ
ECD-X 超小型CW単一周波数二倍波発生器
ECD-X-Q 超小型CW単一周波数四倍波発生器

特長

■ 安全性:紫外・可視域の色素レーザ域を全固体レーザ化
■ 長期出力安定:時間経過に伴う出力、ビーム品質の劣化なし
■ 簡単動作:波長可変などの全操作は付属パソコンによる完全自動化
 (PPLN を用いた高効率シングルパスで容易な操作) 
■ 狭線幅:全波長域で単一周波数発振
■ 低ノイズ:0.5% rms
■ 調整不要:単一ミラーセットと独自光学系により、波長可変後もアライメントが不要

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アプリケーション

  • 超高分解能分光
  • ラマン光源
  • レーザ冷却
  • フォトルミネッセンス
  • ホログラフィ
  • 量子ドット、微小共振器
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仕様

自動波長可変域* 300~340 nm、 480~670 nm、1100~4500 nm
ノイズ 0.5 % rms
狭線幅 <500 kHz
高出力 Up to 2 W(可視域のピーク波長)
周波数掃引 25 GHz

*チタンサファイアレーザの発振波長(670~1050 nm)も出力可能です。

EMM(外部ミキシングモジュール)構成例 

和周波(SFG)

 ・SolsTiS + 1550 nm ファイバレーザ + EMM = 480~620 nm ; 出力目安 > 1 W
 ・SolsTiS + 1950 nm ファイバレーザ + EMM = 515~670 nm ; 出力目安 > 400 mW
 ・SolsTiS + 1550 nm ファイバレーザ + EMM + ECD-X-Q = 250~300 nm ; 出力目安 > 200 mW
 ・SolsTiS + DPSS 532 nm + EMM = 300~340 nm ; 出力目安 > 100 mW

差周波(DFG)

 ・DPSS 532 nm - SolsTiS + EMM = 1.1~2.2 μm ; 出力目安 > 10 mW
 ・SolsTiS - 1550 nm ファイバレーザ + EMM = 1.25~2.8 μm ; 出力目安 > 10 mW
 ・SolsTiS - 1064 nm ファイバレーザ + EMM = 2.0~4.5 μm ; 出力目安 > 10 mW

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